都立高校の受験で高倍率なところを目指すなら、勝ち抜くための学習方法を早期に身につけなければなりません。一口に都立高校といっても、学校によって倍率には大きな違いがあります。やはり優れた進学実績を誇る学校に出願が集中しやすいです。中高一貫校に太刀打ちできる学校は限られているため、そのような構図になるのは当然といえます。
また、進学実績があまり良くない都立高校でも倍率が高いところも見受けられます。さまざまなケースがありますが、そのなかでも特に多いのは立地が良いことです。交通の便が良く、アクセスに時間がかからないところは人気があります。反対に最寄駅から遠いところなどは避けられることが多いです。
また、女子の間では制服の可愛らしさなども人気に影響します。一般的に私立高校のほうが制服はおしゃれであるため、それに対抗できるレベルのところは注目度が高まります。その他に設備の良さや行事の多さなども関係しており、多角的な観点で志望校を決められている風潮がうかがえます。どのケースであっても合格するには勉強が必要です。
基本的には最終的な学力に合うところを目指すため、現時点からの伸びしろを計算しなければなりません。できるだけ早い段階で本気で取り組むことが前提となっています。中学3年生の夏頃から受験対策を始める人も多いですが、それだと出遅れていることになるでしょう。中学2年生の秋ぐらいから、志望校を意識した取り組みが求められます。